こしあんの作り方

レシピ

なんでも手作りが信条の店主はこしあんも自分で作ります。

40歳を過ぎアラフィフになると洋菓子的な甘さより和の甘さの方が食べていて安心感が有ります。
身体の事を考えても市販のモノとは違い、砂糖の量の加減が出来る点や栄養価が高い事で知られる小豆を手軽に取れる事、何より子供のおやつにも使える事が作るきっかけになりました。
店主の子供たちはパンにぬったり、アイスに乗せたりしてパクパク食べています。
でもこしあんって作るの大変ですよね。
当初は小豆を茹でて灰汁を取って煮て裏漉ししてと手間も時間も労力もかかる作りをしていました。
粒あんだとまあ良いのかもしれませんが、こしあんとなるとなかなか大変・・・子供用に作っても(嬉しい事ですが)あっという間に食べられて「また作って!」となると仕事の合間に作るのも大変・・・
「どうしようか?」と思ってインターネットでもっと簡単でもっと楽なこしあん作りのヒントを探していて見つけたのが材料にもある「さらしあん」です。
「さらしあん」って何?って思う方もいらっしゃると思いますが、詳しくはレシピの後にご説明いたします。

材料

  • さらしあん  100g
  • 水      240cc
  • てんさい糖  140g
  • ラフィノース 20g
  • あら塩    1g

作り方

作り方はいたって簡単です。

お鍋に材料をすべて入れしっかりと水と粉が混ぜ合わさったら中火にかけます。
非常に焦げ付きやすいのでヘラで混ぜ続けて下さい。

最初は水っぽくさらさらとしていますが、水分が蒸発し、さらしあんが水分を含んでいきますので直ぐにとろみが付き、次第に硬くなっていきます。
仕上がりはお好みの硬さで良いと思います。店主はかなり硬くヘラで持ち上げると大きな塊になるくらいまで加熱します。
材料を合わせて加熱、練り続けるだけなので調理にはさほどの時間もかかりません。

保存性は高くは無いので完成したら消毒をした保存容器に入れお早めに食べきってください。
食べ方は、このこしあんをベースにお汁粉を作たり、焼き餅にのせたり、これを素にして羊羹も作れます。店主の子供たちはバニラアイスに乗せるのがお気に入り。あんトーストにしても良いです。
店主は、1食の置き換えとしてオートミールに牛乳と共にこのこしあんをたっぷり入れて食べます。コレお勧めですよ。

さらしあんとは?

「さらしあん」とは小豆を煮て皮などを取り除いた生餡を乾燥させ粉末状にしたものを指します。
基本的に「さらしあん」はお砂糖などが添加されていない状態で売られているので、甘さの加減が自在です。
乾燥小豆と同様に保存性は高いのですが、既に粉末状に加工されているので、こしあんを作るのであれば使い勝手は「さらしあん」の方が抜群に良いと思います。
目からウロコの便利アイテムです。

ラフィノースとは?

ラフィノースとは様々あるオリゴ糖の1種でビートオリゴ糖とも呼ばれています。「ビート」とはてんさい(さとうだいこん)の事を指します。
オリゴ糖と聞くとシロップ状の製品が多くありますが、それらに含まれるオリゴ糖の成分の割合は決して多くありません。ラフィノースは製品中のオリゴ糖の成分の割合が非常に高く製品によっては98%がオリゴ糖と言うモノも有ります。
近年注目されている腸活でよく耳にするオリゴ糖ですが、おなかの中でビフィズス菌などを活性化させるための糧にもなると言われています。

「ビートオリゴ糖の特徴」以下は販売サイトからの引用です。

ビフィズス菌増殖効果
ラフィノースは胃や小腸の消化酵素によって消化吸収されずに大腸に達します。
大腸に達したラフィノースは腸内の善玉菌であるビフィズス菌の増殖源となり、悪玉菌といわれる大腸菌・ウェルシュ菌等を駆逐します。

甘味度
ラフィノースは甘味度は砂糖を100とした場合、20%強です。
砂糖に極めて近い上品な甘味を有しています。

低カロリー
ラフィノースは、胃や小腸で分解されませんので、エネルギーになりにくい糖です。

天然のオリゴ糖
ラフィノースは、他のオリゴ糖にみられる酵素を利用した製造法ではなく、ビート糖蜜から分離・精製して得られる純粋な天然の物質です。

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